うみねこのく頃に
BANJO警部の推理メモ
FirstUpdate:2009/01/21
LastUpdate:2011/02/24


関係者

 

右代宮金蔵

・右代宮家当主。前年の親族会議の際ゲーム開始前に、南條より余命三ヶ月と言われていた。
・ベアトリーチェとの契約により、戦後の右代宮家を復興させた。その際の契約がこの事件の発端なのか?
・EP4にて、全ゲーム開始時に既に死亡していることが宣言された。つくづく幸薄い老人である。
・EP1では、第四の晩に死亡。眉間を”マモンの杭”にて抉られた後、地下ボイラー室で焼かれていた。
・EP2では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招いた。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。地下ボイラー室にて発見。
・EP4では、第九の晩に該当。地下ボイラー室にて、焼却炉内より焼死体で発見された。
・EP5では、失踪した事になっている。
・EP6では、ゲームに関与していない。

右代宮蔵臼

・金蔵の第一子。右代宮家序列第2位。
・不動産投資を仕事としているようだ。が、結果は思わしくないらしい。
・弟妹を見下しており、仲はよくないようだ。
・学生時代、ボクシングをやっていたらしい。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。物置倉庫にて発見。
・EP2でも、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、第七の晩に死亡。膝を”ルシファーの杭”にて抉られた。東屋にて発見。
・EP4では、第七の晩に該当。屋敷裏口付近で死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に失踪。屋敷2階自室より。ベッドにはおびただしい出血があり、他の犠牲者達と酷似する。遺体は確認されていない。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

右代宮夏妃

・蔵臼の妻。右代宮家序列第11位と思われるが、EP1では第10位の席に座っているとの記述あり。
・片翼の鷲を身につける事を許されていない。それゆえ、使用人でありながら片翼の鷲を身につける者を嫉妬していると思われる節がある。
・右代宮家では、嫁は跡継ぎを生むための存在とされているため、自分の扱いが不当であると感じている。
・責任感があり、プライドが高い。
・頭痛持ち。
・蔵臼以外の兄弟が金蔵に会おうとするのを、極端に嫌っている。(死亡を隠している為、当然ではある)
・19年前、金蔵に預けられた子供を死なせて(殺して?)しまったという過去を持つ。
・EP1では、第九の晩に死亡。魔女は高潔さを讃え、決闘の名誉を賜った。(銃による射殺。自殺?)広間にて発見。
・EP2では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、第八の晩に死亡。足を”サタンの杭”にて抉られた。東屋にて発見。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』によって犯人と告発された。
・EP6では、第一の晩に死亡。自室で発見される。発見後、ヱリカによって『完璧な死体』となった。

右代宮朱志香

・蔵臼と夏妃の子供。18歳。右代宮家序列第6位。
・生まれつき気管支が弱く、喘息持ちらしい。
・口調が悪く、男のように話す。その事で母に叱られているが、直す気はなさそうである。(同人的元ネタキャラあり)
・嘉音に心惹かれている。
・メリケンサックが標準装備?
・EP1では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招いた。
・EP2では、第二の晩に死亡。背中を”アスモデウスの杭”にて貫かれた。密室状態の自室にて発見。
・EP3では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招いた。
・EP4では、第二の晩に該当。自室にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に死亡。ゲストハウスいとこ部屋にて、首を鋭利な刃物で切り裂かれている。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

右代宮絵羽

・金蔵の第二子。右代宮家序列第3位。
・夫の秀吉が外食チェーンの経営をしている。が、最近、株の買占めにより経営権を脅かされているらしい。
・本来なら結婚時に継承権を剥奪されるのだが、蔵臼に子供が出来ないのをネタに夫の秀吉を婿養子にすることにより、継承権を得ている。
・蔵臼が右代宮家の財産を独占するのではないかと、眼を光らせている。
・格闘技を習っており、足技が得意。
・煙草が嫌い。
・EP1では、第二の晩に死亡。眉間を”アスモデウスの杭”にて貫かれた。密室状態の部屋にて発見。
・EP2では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、碑文の謎を解き生還。魔女は勝利を讃え、全ての黄金と魔法を与えた。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、第一の晩に死亡。貴賓室で発見される。発見後、ヱリカによって『完璧な死体』となった。

右代宮秀吉

・絵羽の夫。右代宮家序列第12位(正確には夏妃の次)。
・右代宮家に婿養子として迎えられ、絵羽と結婚する。本人に家族・親類はいないらしい。
・割と陽気な人物。似非関西弁を使用し、ムードメーカー的な役割が多い。
・スモーカー。
・EP1では、第二の晩に死亡。眉間を”ベルゼブブの杭”にて貫かれた。密室状態の部屋にて発見。
・EP2では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、第五の晩に死亡。胸を”ベルゼブブの杭”にて抉られた。広間にて発見。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に死亡。屋敷1階客室にて、背中より悪魔の杭で貫かれている。ベッドでうつ伏せ状態だった。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

右代宮譲治

・絵羽と秀吉の子供。23歳。右代宮家序列第7位。
・いわゆる「できた」青年で、誰からも憎まれる事がない。絵羽には、それが「覇気がない」と見えるようだが……
・紗音と密か(?)に交際しており、求婚した。この件も、絵羽は気に入らなかったようだが……
・私服の時のドッグタグは止めなさい。某氏に似すぎるから。
・足技は絵羽仕込みで、かなりの使い手のようだ。
・EP1では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招いた。
・EP2では、第六の晩に死亡。腹を”ルシファーの杭”にて抉られた。密室状態の夏妃の部屋にて発見。
・EP3では、第九の晩に死亡。新しき魔女は、誰も生き残らせはしない。客間にて発見。
・EP4では、第二の晩に該当。薔薇庭園の東屋にて死体が発見された。額の真ん中に穴がひとつ。銃か何かで撃たれたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に死亡。ゲストハウスいとこ部屋にて、首を鋭利な刃物で切り裂かれている。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

右代宮留弗夫

・金蔵の第三子。右代宮家序列第4位。
・アメリカで法律スレスレの事業をを展開しているようだ。が、最近、訴訟を起こされ問題となっているらしい。
・絵羽同様、蔵臼の右代宮家独占を懸念している。
・スモーカー。
・西部劇世代で、ガンアクションを密かに練習していたらしい。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。物置倉庫にて発見。
・EP2でも、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、第四の晩に死亡。頭を”アスモデウスの杭”にて抉られた。広間にて発見。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

右代宮霧江

・留弗夫の妻。右代宮家序列第13位(正確には秀吉の次)。
・もともとは留弗夫の仕事上のパートナーだったが、後妻となった。
・クールで聡明。相手の思考を読むことを「チェス盤をひっくり返す」と表現し、分析能力も高いようである。
・戦人の誕生日と同じ日に、留弗夫の子供を流産(死産?)している。
・留弗夫を寝取った明日夢に嫉妬し、息子の戦人も(表面上はともかく)好きではなかったようだ。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。物置倉庫にて発見。
・EP2でも、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP3では、第六の晩に死亡。腹を”マモンの杭”にて抉られた。広間にて発見。
・EP4では、第八の晩に該当。屋敷奥の客室にて死体が発見された。額の真ん中に穴がひとつ。銃か何かで撃たれたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、第一の晩に死亡。蔵臼の書斎で発見される。発見後、ヱリカによって『完璧な死体』となった。

右代宮明日夢

・留弗夫の前妻。故人。
・戦人の母であるが、6年前に死亡。
←EP4にて、戦人の生みの母ではない事が判明。

右代宮戦人

・留弗夫と明日夢の子供。18歳。右代宮家序列第8位と思われるが、巷には序列を外されているという説もある。
・一応、この物語の主人公っぽい。が、視点がブレているので、微妙に怪しい。
・明日夢の死後すぐに再婚した留弗夫を嫌い、明日夢の父母の元に身を寄せていたが、祖父母が相次いで亡くなったため、戻ってきた。
・譲治や嘉音のために涙を流せるなど、粗野な言動とは裏腹に繊細な神経の持ち主である。
・7月15日生まれ。
・EP4にて、現在の戦人は明日夢の実の子ではないことが判明した。では、この戦人は一体……?
・『本当の』戦人には、6年前になんらかの罪があるようだ。<6年前の出奔は、実はこれが原因なのかも。
・EP1では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めず否定する彼を黄金郷へ招くだろうか。
・EP2では、第十の晩に行方不明。彼は、魔女の存在を認めて黄金郷へ招かれるのだろうか。
・EP3では、第九の晩に死亡。新しき魔女は、誰も生き残らせはしない。
・EP4では、第十の晩に該当。行方不明。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、第一の晩に死亡。客室で発見される。部屋はチェーンロックを含む施錠がされており、本人以外はいなかった。

右代宮縁寿

・留弗夫と霧江の子供。6歳。右代宮家序列第9位と思われるが、特に記述はない。
・EP1で名前のみの登場。EP2では触れられてもいない。
・EP3の最後でようやく登場。ただし、18歳の姿で。(戦人とラムダデルタは正体が分からず)
・EP4で、盤外の駒として活躍。とはいえ、駒としての存在ゆえ、(魔女からの)扱いは優遇とは言えない。
・解答編で、彼女が幸福な未来を手に入れる事がひとつの解答になるのではないか。
・EP6で再登場。EP7以降での登場が待たれる。(個人的希望)

右代宮楼座

・金蔵の第四子。右代宮家序列第5位。
・兄姉とは年齢がやや離れており、立場的には弱い。
・デザイン会社を経営しているが、道楽に近いもの(と言われている)。
・娘の真里亞の父親は行方不明? 序列があるので、結婚はしていないと思われる。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。物置倉庫にて発見。
・EP2では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めず否定する彼女を黄金郷へ招きませんでした。
・EP3では、第二の晩に死亡。新しき魔女のための生贄に捧げられた。薔薇庭園にて発見。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に死亡。ゲストハウスいとこ部屋にて、首を鋭利な刃物で切り裂かれている。
・EP6では、第一の晩に死亡。客間で発見される。発見後、ヱリカによって『完璧な死体』となった。

右代宮真里亞

・楼座の子供。9歳。右代宮家当主継承権第10位のはず。
・幼児言葉が抜けないせいか、あるいは人見知りするからなのか、学校に友達はいないらしい。
・幼児言葉は、日頃から楼座に叱られているが直る気配はない。それが更に楼座の神経を逆撫でするのだが……
・最初から「魔女ベアトリーチェ」の存在を信じ、一貫して”い”ると伝えている。
・魔術に関する知識が豊富。どうやら、毎年六軒島に来る度にベアトリーチェに教えてもらっていたらしい。
・EP1では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招いた。
・EP2では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼女を黄金郷へ招いた。
・EP3では、第二の晩に死亡。新しき魔女のための生贄に捧げられた。薔薇庭園にて発見。
・EP4では、第九の晩に該当。食堂にて死体が発見された。特別な外傷は見当たらず、戦人は毒殺の類ではないかと推測した。
・EP5では、第一の晩に死亡。ゲストハウスいとこ部屋にて、首を鋭利な刃物で切り裂かれている。
・EP6では、第一の晩に死亡。客間で発見される。発見後、ヱリカによって『完璧な死体』となった。

呂ノ上源次

・右代宮本家に仕える使用人。片翼の鷲を身につける事を許された存在。
・金蔵の腹心であり、血族よりも心許せる存在である。
・最も長く右代宮家に仕えており、ベアトリーチェの事もある程度知っているようだ。
・「使用人は家具である」という信念があり、実践していると思われる。
・EP3で登場する、72柱の悪魔27位である『ロノウェ』。苗字の関連性から、何らかの繋がりを思わされる。
・19年前の子供死亡の件や、九羽鳥庵の存在を知る数少ない人物。
・EP1では、第六の晩に死亡。腹を”ルシファーの杭”にて抉られた。(おそらく密室状態の)客間にて発見。
・EP2では、第十の晩に行方不明。魔女は、存在を認めて平伏した彼を黄金郷へ招いた。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。2階貴賓室にて発見。
・EP4では、第一の晩に該当。食堂にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、第一の晩に死亡。屋敷の使用人控え室にて、首を鋭利な刃物で切り裂かれている。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

紗音

・右代宮家に仕える使用人。片翼の鷲を身につける事を許された存在。
・金蔵の出資する「福音の家」出身者で、本名は「紗代(さよ)」。
・6歳から10年奉公しているらしい。予定外の事態にはパニクってしまうらしく、途端に手際が悪くなる。
・譲治との交際は、霊鏡を割った代償にベアトリーチェから授けられたと言っている。
・いくつかのEPで『家具』としての能力(紗音シールド)を発現させるが、魔女幻想と思われる。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。物置倉庫にて発見。
・EP2では、第四の晩に死亡。頭を”マモンの杭”にて抉られました。密室状態の夏妃の部屋にて発見。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。客間にて発見。
・EP4では、第五の晩に相当。屋敷裏手にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

嘉音

・右代宮家に仕える使用人。16歳。片翼の鷲を身につける事を許された存在。
・金蔵の出資する「福音の家」出身者で、本名は「嘉哉(よしや)」。紗音を「姉さん」と呼ぶ。
・奉公して3年らしい。無口で無愛想なのが難点。
・いくつかのEPで『家具』としての能力(嘉音ブレード)を発現させるが、魔女幻想と思われる。
・EPが進むごとに、朱志香への想いが強くなっているような……
・EP1では、第五の晩に死亡。胸を”サタンの杭”にて抉られた。ボイラー室にて襲撃された。
・EP2では、第二の晩に死亡。胸を”サタンの杭”にて貫かれた。朱志香を守って倒れるが、遺体は消された。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。礼拝堂にて発見。
・EP4では、第四の晩に該当。戦人は死体を発見できなかった。(赤の真実で死亡を保証)
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、第二の晩に死亡(?)。

郷田俊朗

・右代宮家に仕える使用人。
・夏妃が料理人として雇い入れたらしい。仕えて2年との事。給料はかなりイイようだ。
・仕事に対するプライドが高いらしく、紗音や嘉音の手際の悪さが気に入らないらしい。
・ガタイはデカイが、実は小心者。
・EP1では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。
・EP2では、第五の晩に死亡。胸を”ベルゼブブの杭”にて抉られた。密室状態の夏妃の部屋にて発見。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。3階控え室にて発見。
・EP4では、第九の晩に該当。薔薇庭園の園芸倉庫内にて死体が発見された。額を撃たれた後に、首を吊り上げられたものと推定。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

熊沢チヨ

・右代宮家に仕える使用人。
・源次並みに長く仕えているが、連続ではないらしい。
・お喋りとゴシップが好きらしい。最近のネタは「鯖(サバ)」との事。息子の名前も『鯖吉』だし。
・割と「家政婦は見た!」状態になってるようだ。
・各EPで、4日が割と所在不明。単にサボっているだけなのか、実は犯人一味なのか……?
・19年前の子供死亡の件を知る数少ない人物。(九羽鳥庵の存在も知っていた可能性がある)
・EP1では、第八の晩に死亡。足を”レヴィアタンの杭”にて抉られた。(おそらく密室状態の)客間にて発見。
・EP2でも、第八の晩に死亡。足を”レヴィアタンの杭”にて抉られた。使用人室で殺され、中庭にて発見。
・EP3では、第一の晩に死亡。黄金郷の鍵によって選ばれ、生贄に捧げられた。2階客室にて発見。
・EP4では、第九の晩に該当。薔薇庭園の園芸倉庫内にて死体が発見された。額を撃たれた後に、首を吊り上げられたものと推定。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

南條輝正

・金蔵の主治医。長年の友人でもある。
・新島の診療所を息子に譲り、割と悠々自適な生活?
・右代宮家の財産問題には無関係。単にとばっちりを受けただけ?
・孫をかわいがっているらしい。
・九羽鳥庵の存在は、薄々とは知っていたようだ。
・EP1では、第七の晩に死亡。膝を”ベルフェゴールの杭”にて抉られた。(おそらく密室状態の)客間にて発見。
・EP2でも、第七の晩に死亡。膝を”ベルフェゴールの杭”にて抉られた。使用人室で殺され、中庭にて発見。
・EP3では、第九の晩に死亡。新しき魔女は、誰も生き残らせはしない。使用人室前にて発見。
・EP4では、第六の晩に該当。屋敷裏手にて死体が発見された。頭部は半壊。強力な銃のようなもので殺害されたと考えるのが妥当。
・EP5では、『探偵・古戸ヱリカ』の事件解決(?)により生存。
・EP6では、ゲーム中断により生存?

古戸ヱリカ

・EP5より登場した、ベルンの駒であり『自称探偵』。
・『探偵宣言』により犯人とはなりえず、証拠は見逃さず、事実を誤認せず、場を支配できるという、とてつもなくご都合主義な設定がある。
・自称『知的強姦者』を名乗り、謎を解いて他人を見下す事に愉悦を感じる、歪んだ精神の持ち主。
・自分の推理に絶対の自信を持ち、それを否定する者を徹底的に叩き伏せる。
・EP5では、GM・ラムダデルタの用意したミスリードを『真実』と推理するという、探偵役としては最低の振る舞いを見せる。
・EP6では、探偵宣言しなかったが故に、死体(の振りをしていた人間)の首を切り離し『完璧な死体』を作るという暴挙に出る。
・EP5では、見事事件を解決(?)する。
・EP6では、船より転落し行方不明。六軒島にいたという証拠はない。

 


疑問点

 

碑文(2009/01/21 LastUpdate:2010/02/08)

 全編共通して提示されているもの。
 EP1では、結局誰もこの碑文の解読を行なわなかった。
 EP2では、楼座・真里亞と3人になった戦人がちょっと挑んだが、あっさり諦めている。
 EP3では、絵羽と楼座がこの謎を解く。この内容から、やはり黄金は六軒島に存在する事がはっきりした。
 EP4では、最初から金蔵主犯で犯行が進められたため、誰も解読しようとは考えていない。
 EP5では、ヱリカと戦人が謎を解く。
 EP6では、やはり誰もこの碑文の解読を行わなかった。

 時間的な問題を考慮すると、黄金郷(黄金)は六軒島にあるのではないだろうか?
 六軒島の地図が明示されない以上、この仮説は推測の域を出ない。
 この碑文は、ベアトリーチェの肖像画と共に、2年前の4月からあると思われる。
 その時点で、この惨劇を予定していたと言うことだろうか……
 何故2年もの間、実行を延期していたのか? その点も気になる。ひょっとすると、紗音が割った鏡と関連があるのだろうか?

 以下に、碑文を記す。

 懐かしき、故郷を貫く鮎の川。
 黄金郷を目指す者よ、これを下りて鍵を探せ。

 川を下れば、やがて里あり。
 その里にて二人が口にし岸を探れ。
 そこに黄金郷への鍵が眠る。

 鍵を手にせし者は、以下に従いて黄金郷へ旅立つべし。

 第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。
 第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。
 第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
 第四の晩に、頭を抉りて殺せ。
 第五の晩に、胸を抉りて殺せ。
 第六の晩に、腹を抉りて殺せ。
 第七の晩に、膝を抉りて殺せ。
 第八の晩に、足を抉りて殺せ。
 第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。
 第十の晩に、旅は終わり、黄金の郷に至るだろう。

 魔女は賢者を讃え、四つの宝を授けるだろう。
 一つは、黄金郷の全ての黄金。
 一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
 一つは、失った愛すらも蘇らせる。
 一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。

 安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ。



 EP3での4兄弟+配偶者の考察が、現時点では最も情報が多いと思われる。

 ・4つの区分『鮎の川を下り』『黄金郷の鍵を見つけ』『黄金郷へ旅立つ』『黄金郷の宝』に分けられる(霧江)
 ・『懐かしき故郷』は小田原ではない、
ある場所という点は、4兄弟の一致した意見
 ・最初の2行だけで、何かの掲示が成立するはず。それに基づいて次の3行が続く(霧江)
 ・『鮎の川』は、実際の川ではなく、何かの比喩・暗示かも知れない(霧江)
 ・鮎は淡水魚だが、生まれてすぐは海に出で、大きくなると川に戻ってきて生活、そこに産卵して生涯を終える(秀吉)
 ・『鮎の川』は家系図? 鮎の一生が自分のよう(楼座)
 ・家計図の下に真”里”亞があるので、疑っていた(絵羽)
 ・金蔵は真里亞を毛嫌いしてて、全然違う名前をつけるように言っていた。その経緯から、真里亞の名を引用するとは思えない(楼座)
 ・『懐かしき』という冒頭の一語が、金蔵にとってとても大切な思い出深い場所を示しているに違いない(霧江)
 ・鮎の川の正体がわかれば、多分、続く3行は自然と意味が繋がるもの(霧江)
 ・『鮎の川』の答えが、続く3行を経て『黄金郷の鍵』に辿り着く(楼座)
 ・『鮎の川』が水の流れる川とは限らないように、その『鍵』もまた、本当に鍵の形状をしたものなのか、疑わしい(絵羽)
 ・鍵は、暗号やキーワードの可能性も。第一の晩に6人の生贄を選ぶためにある(霧江)
 ・“抜く”、というのが、案外、“殺す”というのに転じるかも(絵羽)
 ・黄金郷の鍵とはひょっとすると、6文字の単語かもしれない(霧江)
 ・『鮎の川を下れ、そして鍵を見つけろ』と、非常に順番的。その結果、6文字の鍵を手に入れたとすると、“何から”6文字を殺すのか(霧江)
 ・第二の晩、“残されし者は”とある。ということは、“何か”は有限の文字数。そこから6文字を抜いて残った文字で話を進めろと読み解ける(霧江)
 ・なのに、最初に提示があるべき“何か”がわからない(霧江)
 ・『黄金郷』は何度も出てくるが、第十の晩だけ『黄金の郷』なのは不思議(楼座)
 ・
鮎という言葉がそんなにもややこしいなら忘れて。“家系図”という連想は悪くない。その要領で川から連想するものを、他にも考えて(エヴァト)
 ・
鮎が泳げるってことは海まで繋がってるのかしら。川魚だけど、海に出るって秀吉も言ってたし。…海まで。…いえ、…でも、…。…え…?(絵羽)
 ・
それが“鮎の川”なら…。…そして鍵は6文字の単語かもしれないなら。…鍵が本当にその川に眠ってるというの?(絵羽)
 ・
“何から”6文字を間引くかがわかってないじゃない…。下らなくて低脳ななぞなぞ遊びだと思え(絵羽&エヴァト)
 ・
私はその本を抜き出すと、ばらばらとページを捲る。「…う。…これ、…“鮎の川”…?」なるほど…。鮎の川とはそういう意味なのね。(絵羽)
 ・
「…里って何? 里ってどういう意味?! この“川”を下ると里なんてあるの…?! …ぁ、…ぁあぁぁぁ…!!」(絵羽)
 ・
…その里にて、二人が口にし岸を探れ。…“岸”よ。わかってる? 「う、…ごくり…。わわ、わかってる…! 岸、…岸…!」(エヴァト&絵羽)
 ・
「…でも、これは全然6文字じゃないわ。…これが答えに間違いないって断言できるけど、これは全然6文字に満たない…!」(絵羽)
 ・
それを6文字で読める方法を考えなさい。 思いつかないなら調べなさい。(エヴァト)
 ・
「…1、2、3、4、5、6…。…うぅ、…ろ、…6文字…。…み、…見つけた。…これが、…黄金郷への、か、…鍵…ッ!!」(絵羽)
 ・
その鍵を挿す鍵穴は、あそこしかない。生贄に捧げるのは、きっと、あれ。もう、わかるよね…?(エヴァト)

魔女からの第一の手紙(2009/01/21 LastUpdate:2009/01/30)

 EP1・EP2で内容は同一のもの。EP1では真里亞に、EP2では礼拝堂のハロウィンパーティテーブルに。
 手紙の最後に「今宵を、金蔵さまとの知恵比べにて存分にお楽しみください」との一文がある。
 つまり、あの碑文の内容そのものは金蔵が作成したものだと言うことか。

第一の晩・EP1(2009/01/21 LastUpdate:2009/02/24)

 薔薇庭園の倉庫内に遺体が置かれ、シャッターと鍵が閉められていた。

 鍵は使用人室に掛けられているひとつだけで、誰にでも持ち出すことは出来る。とはいえ、どれがその鍵か見分けるのは難しいとの事。
 シャッターには魔法陣が描かれていた。魔法陣は「太陽の7」で、「黄金で描き護符にして身につけたる者は、いかなる牢獄であろうとも束縛から逃れ、自由を得られる力を授けられる」という意味らしい。
 書かれているヘブライ語は、旧約聖書・詩篇第116編の16節と17節で、『主は私の枷を解かれました。私はあなたに感謝の生贄を捧げ、主の御名を呼ぶでしょう』。

 遺体発見後、新しい南京錠で倉庫は再封印された。南京錠の鍵は夏妃が管理。

 生贄に捧げられた6人は、蔵臼・留弗夫・霧江・楼座・紗音・郷田。
 もし、この中に犯人が紛れ込んでいるとすれば、留弗夫・霧江・楼座・郷田にその可能性がある。
 (顔面が損壊され、本人と確認されていないため。動機については考えない)
 <EP4にて、『
身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、変え玉トリックは存在しない』と宣言されたため、これは不可能。

 また、夏妃の部屋の外側が赤く染まっていたことから、実は夏妃が選ばれていたが、お守りのお陰で免れた可能性も否定できない。
 (もしそうだとするならば、ベアトリーチェの存在を肯定する事になるのだが……)
 犯行現場は本家屋敷の食堂と思われる(血痕が残っていた)。全員がそうとは限らないが。

第一の晩・EP2(2009/01/30 LastUpdate:2009/03/14)

 今まで使われることのなかった礼拝堂(EP1では未登場)に遺体が置かれていた。
 鍵は使用人室に掛けられているひとつだけ。しかもそれは、前日真里亞に渡した封筒の中に入れてあった。
 ただし、翌日楼座が入手するまでの間に、誰かがそれで扉を開閉した可能性を否定できない。
 <EP4にて、『
真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていない』と宣言された。

 扉にはEP1と同じ魔法陣が描かれていた。異なる点は、その下に『Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.』の文章がある事。

 遺体発見後、再封印された。鍵は楼座が管理。

 生贄に捧げられた6人は、蔵臼・夏妃・絵羽・秀吉・留弗夫・霧江。
 EP1とは異なり、全員の顔が見える状態である。従って、EP1のような身代わり死体の可能性はないと思われる。

 前日夜の6人の『認める』発言の背景は礼拝堂の中が使われていた。おそらく、犯行現場は礼拝堂内ではないか。
 密室自体は否定されたが、真里亞が所持していた鍵を誰が持ち出したのかは依然不明。
 <真里亞に渡す前に開錠しておく事は可能。問題は施錠のみ。
 <真里亞が犯人一味である場合、或いは犯人一味に騙されて施錠した場合、密室は完成する事になる。

第一の晩・EP3(2009/02/01 LastUpdate:2009/03/14)

 客間とボイラー室、2階に2つ、3階に1つの合計5箇所に魔法陣が描かれていた。
 使用人室のキーボックス内には、魔法陣の描かれた部屋の鍵だけが取り出されていた。(礼拝堂は不明?)
 生贄に捧げられた6人は、金蔵・源次・紗音・嘉音・郷田・熊沢。
 前提条件として、全ての部屋は『密室』。
  まずは客間へ窓から侵入。紋章入り封筒に入った2階客室の鍵。紗音が持つマスターキーは親族が回収。
  次は2階客室。紋章入り封筒に入った3階控え室の鍵。熊沢が持つマスターキーは親族が回収。
  続いて3階控え室。紋章入り封筒に入った2階貴賓室の鍵。郷田が持つマスターキーは親族が回収。
  続いて2階貴賓室。地下ボイラー室の鍵と源次のマスターキーを回収。
  続いて地下ボイラー室。礼拝堂の鍵を回収。鍵と一緒に手紙が同封されていた。
  続いて礼拝堂。1階客間の鍵と嘉音のマスターキーを回収。
 見事にループしている。

 ベアトリーチェによる赤の真実
  A.
金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の6人は死亡している
  B.
6つの部屋には誰も隠れていない
  C.
6人は即死だった>施錠後死亡のような密室ではない
  D.
室内には犠牲者しかおらず、それ以外の人物は室内には存在していない
  E.
6人はトラップで殺されてはいない
  F.
6人は誰も自殺していない
  G.
6人の中に事故死は……<ロノウェにより中断
 拒否された復唱
  a.6人は全員他殺である<理由は特にない

 EP4で、金蔵が既に死亡していた事が確定しているので、復唱拒否は金蔵が病死のためか? Gの中断も同様と思われる。

金蔵の失踪・EP1(2009/01/21 LastUpdate:2009/02/19)

 夏妃の1度目と2度目の訪問の間に、金蔵は自分の書斎からいなくなっていた。
 1度目に出てきた時、絵羽が「扉を引っ掻くような仕草」をしている。この時にレシートを挟んだと思われる。
 そして2度目。「レシートが挟み込まれた位置は、寸分の1mmの違いもなく、私が挟んだ場所だった」と絵羽は証言している。
 これにより、絵羽は夏妃が金蔵を窓から突き落としたのではないかと推理したが……
 戦人の説明通り、レシートがなくなった後に金蔵が部屋を出たのなら、全員の言い分が正しくても矛盾は生じない。
 絵羽のレシートの話が本当かどうかを確かめたいところだ。
 レシートを挟んだ事を知っていたのは絵羽のみ。ドアを開けた夏妃でさえ気付いていなかった。
 となると、「レシートを挟んだ」と確認したのは絵羽のみ。この点で嘘を付いている可能性は否定できない。
 人間犯人説の場合、誰が嘘を付いているか確定しない以上、全てを疑う必要があるだろう。

 EP4にて、惨劇開始時には既に金蔵が死亡している事が確認された。つまり、レシートがはさまったままで失踪できた事になる。
 ただしその場合、夏妃が金蔵と会話したというのは嘘になる。

ベアトリーチェについて、使用人たちの証言・EP1(2009/01/21)

 源次・嘉音・熊沢の3名の証言による。
 源次よりも長い付き合い(屋敷を建てるよりも前)とのこと。
 そして、全員がその存在を信じている。
 事件の日も、見てはないが”い”る事は確信しているようだ。

第二の晩・EP1(2009/01/21 LastUpdate:2009/03/14)

 犠牲者は絵羽と秀吉の夫妻。
 現場の客室は、窓は閉じられ、ドアはチェーン+鍵で閉じられていた。

 被害者の二人は、チェーンの隙間から見える位置にはいなかったため、ドアの隙間から凶器を射出して射殺することは不可能。
 そして、源次・嘉音がドアの前を離れ、番線カッターを持って戻ってくるまでの間に、扉に魔法陣が描かれていた。(時間にして5分足らず)
 魔法陣は「月の1」で、効用は2つ。1つは、如何なる方法によって閉ざされた扉でも開くことができる。もう1つは、観察力や洞察力、ひらめきや直感を授けてくれる。
 書かれているヘブライ語は、旧約聖書・詩篇第107篇の16節で、『主は青銅の扉を破り、鉄のかんぬきを打ち破って下さいました』。
 そして、扉の下には、右代宮家の封筒が。内容は『我が名を讃えよ』。第三の晩の内容である。
 EP1では結局、この謎は解くことが出来なかったが……

 この場合、「チェス盤をひっくり返す」のではなく、『発想を逆転させる』のが正しいように思う。
 つまり、「密室状態でどうやって殺害するか」ではなく「どうやって密室状態を作り出したか」を考えるのだ。
 現状ではまだ不足だが、中の人間にチェーンを開けさせ招き入れてもらえば殺害は可能となる。
 あとは、どうやって実行犯が外へ出て密室状態を作り出すかを考えればいい。
 まぁ、その「開けさせて、更に密室状態を作り出す」方法が思いつかないわけだが(苦笑)
 ちなみにこの時、源次・嘉音・熊沢・南條は台所、夏妃・朱志香・譲治・戦人・真里亞は客間にいた。
 <ドアチェーンがかかっている事を確認しているのは源次・嘉音のみ。この2人が共謀しているなら、ドアチェーンが嘘の可能性はある。

第二の晩・EP2(2009/01/30 LastUpdate:2009/02/11)

 犠牲者は朱志香と嘉音。
 現場の朱志香の部屋は、窓は閉じられ、ドアは鍵で閉じられていた。

 鍵は室内にあった朱志香所有の物と使用人全員が持つマスターキー。朱志香の物は室内にあったため、使用人が疑われる。
 嘉音の遺体はなかったものの、嘉音所有のマスターキーは朱志香がポケットに入れていたため、これも室内にあった事になる。

 ドアに書かれた魔法陣はEP1と同じ。

 ベアトリーチェによる赤の真実
  A.
隠し扉の類は一切ない
  B.
出入りは扉からのみ
  C.
施錠は朱志香の鍵+使用人のマスターキーのみ
  D.
窓は内側から施錠されている
  E.
嘉音は朱志香の部屋で殺された
  F.
施錠時には如何なる方法をもってしても出入りは出来ない
  G.
部屋の外から鍵以外の施錠は不可
  H.
朱志香の遺体発見時、室内に居たのは戦人・譲治・真里亞・楼座・源次・郷田・紗音・熊沢・南條のみ
  I.
六軒島に存在する全ての扉は、鍵が通り抜けられる隙間などない(EP3)
 拒否された復唱
  a.嘉音の死体は部屋にある
  b.最後の施錠は、マスターキーによるものである

第二の晩・EP3(2009/02/01)

 犠牲者は楼座と真里亞。
 薔薇庭園中央で留弗夫が発見。
 南條の検死結果は、楼座が延髄部への柵の先端部分による刺突。真里亞が素手による絞殺。
 楼座が所持していたウィンチェスターは5発全弾が残っていた。よって、不審者による襲撃は考えにくい。
 事件当時のアリバイは、蔵臼・夏妃・留弗夫・霧江は広間、絵羽と秀吉は客間、譲治・朱志香・戦人はいとこ部屋、南條は部屋。

 ベアトリーチェによる赤の真実
 A.
楼座と真里亞は死亡した
 B.
死因は南條の見立て通り
 C.
楼座と真里亞の二人は他殺

ボイラー室にて・EP1(2009/01/21 LastUpdate:2009/02/24)

 生存者全員の居場所が特定されている状態で聞こえた、扉の閉じる音。
 となると、生存者以外に何者かがいることになるのか。
 そしてそこで、金蔵は焼かれていたわけだが……

 遺体の発見順こそ碑文の通りだが、殺された順番は恐らく違っている。
 金蔵の遺体が焼かれていた時間は結構あるらしい。一方、絵羽と秀吉が殺されたのは割りと近い時間だ。
 碑文の順序通りなら、絵羽たちが殺害された後、金蔵が殺害されるはず。だが、異臭は絵羽たちの遺体発見直後くらいから。
 先に金蔵を殺害してボイラーに詰め込まなければ、時間的に合わないと思うのだが……

 EP4にて、金蔵は惨劇開始時には既に死亡している事が宣言されたため、予想通りと言える。

魔女からの第三の手紙・EP1(2009/01/21)

 金蔵の書斎に篭城している間に届いた、第三の手紙。
 誰も入れないはずの部屋の中に、いつの間にか置かれていた。
 状況から考えれば夏妃の言う通り、源次・熊沢・南條・真里亞のいずれかが置いたと考えられる。
 ……夏妃が犯人側でなければ、だが。
 ベアトリーチェ(魔女)が存在するとしても、金蔵の書斎には入れない以上、何か別の方法を行使しているはず。
 魔女の有無に関わらず、これを誰が置いたのかは疑問の余地が残る。

 2枚目には魔法陣とヘブライ語があった。
 魔法陣は「火星の3」。意味は「不和」。
 書かれているヘブライ語は、旧約聖書・詩篇、第77篇13節の一部。“あなたのように偉大なる神が、他におりましょうか”

魔女からの第三の手紙・EP2(2009/01/30 LastUpdate:2011/02/24)

 篭城していた客間に届いた、第三の手紙。
 最初に入室した楼座はない事を確認したにも拘らず、戦人がテーブル上に発見した。
 状況からすると、楼座か戦人が置いたと考えられる。
 2枚目の魔法陣はEP1と同じもの。

 戦人は犯人側でない以上、楼座が置いたものと思われる。

使用人室の密室・EP2(2009/02/11)

 南條と熊沢の遺体を残し、使用人室を施錠して客間に戻った使用人たち。
 全員で使用人室へ行くと、2人の遺体は消え去っていた。
 室内にはベアトリーチェからの手紙と、嘉音・熊沢のマスターキーがあった。つまり、朱志香の部屋と同様の密室トリックとなる。

 ベアトリーチェによる赤の真実
  A.
使用人室の鍵は、室奥のキーボックスに全て収められている
  B.
出入りは唯一の扉と唯一の窓から以外は不可能で、それら全てが施錠されていた
  C.
扉も窓も、施錠時には如何なる出入りも許さない
  D.
扉の開錠は使用人室の鍵とマスターキー以外は不可能
  E.
使用人室には、戦人・譲治・真里亞・楼座・源次・郷田・紗音以外は存在しない
  F.
扉は鍵を使用せずに外から施錠する方法は存在しない
  G.
窓は外からは如何なる方法でも施錠する方法は存在しない
  H.
六軒島に存在する全ての扉は、鍵が通り抜けられる隙間などない(EP3)

呼び出す電話と手紙・EP1(2009/01/21 LastUpdate:2010/01/25)

 金蔵の書斎に篭城する夏妃たちに電話が鳴る。
 それは客間からのものだったのだが……何故電話が通じたのか、そしてかけたのは誰なのか。
 源次・南條・熊沢が殺され、残ったのは真里亞のみ。そして真里亞は電話とは離れた位置に立っていた……
 つまりこれは、犯人或いはベアトリーチェがかけたということか……?
 そして、客間の鍵は閉められていた。つまり、彼らは客間に篭城していたのだ。
 だが、彼らは碑文の通りの部位を抉られ、さらに顔を削られていた。

 そしてそこにあった手紙を読んで、夏妃はベアトリーチェとの決闘に向かう。
 夏妃の死因は銃による射殺。自分の持つ銃で撃たれたようだが……

 EP3で、ウィンチェスターが複数あることが判明した。これにより、射殺した後に撃った銃を夏妃に持たせるという可能性が出てきた。
 <EP4で『
夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではない』『夏妃は銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺された』と宣言された。
 よって、自殺・トラップ等ではない事になる。 

 肖像画の前で手紙を捨て落としたはずなのに、戦人たちが来たときにはなくなっていたらしい。ベアトリーチェ(或いは犯人)が持ち去った?
 いずれにせよ、手紙の内容が気になる。何と書いてあったのか……?
 ひょっとすると、手紙には『19年前の事』が書かれてあったのではないか? それならば夏妃が単独行動をしたのも頷ける。

絵羽とベアトリーチェ(2009/01/21 LastUpdate:2011/02/24)

 絵羽とベアトリーチェが似ているのは、何か意味があるのだろうか?
 お茶会で初めてベアトリーチェの立ち絵が出た時、絵羽と勘違いしたのだが……
 わざわざ似せているのと考えるのが妥当ではないか。
 EP3で、ついに絵羽(の中のもう一人の絵羽)が黄金と無限の魔女を受け継いだ。これの伏線だったのだろうか……?
 <結局、似ている事に意味はなかった模様。勘ぐりすぎか(滝汗)

ベルンカステルの助言・EP1(2009/01/21)

 彼女はベアトリーチェを『この世界のルールが擬人化した存在』だと言った。
 彼女を倒すためには『この世界のルールを暴き、それを解きほぐす』必要があるとも。
 しかし、ゲームのルールを観戦だけで理解するのはかなり難しい。
 盤上の駒の動きと役割を把握し、ゲームの勝利条件を知れば勝てる……はず。
 まぁ『ひぐらし』を考えれば、出題編全てを読んだ後でなければ導けないような気がする。

『この六軒島に19人以上の人間は存在しない』に対する疑問(2009/02/11 LastUpdate:2010/02/08)

 何故、『19人以上』なのだろうか?
 盤上に見えている人物以外が存在しないのならば、『18人』と限定した方がいいはずだが……
 やはりこの表現をする事に意味があると言うことか。
 ひとつの仮説としては『MAX18人』なので『17人以下』を隠している、というのが考えられる。

 EP3までの間に、金蔵・蔵臼・絵羽・留弗夫・楼座・朱志香・譲治・戦人・真里亞・夏妃・秀吉・霧江・源次・紗音・嘉音・郷田・熊沢・南條の全員が揃ったことは一度もない。
 やはり『実は17人以下』なのか……?
 いるように見せかけられるとしたら、金蔵の可能性が高い。その場合、金蔵と直接会える南條・源次・紗音・嘉音あたりが共謀しているかも……
 あれ、でもEP2では、金蔵は黄金郷へ招かれた……?
 EP5にて、金蔵の死を知っていたのは蔵臼・夏妃・源次・紗音・嘉音・熊沢・南條の7名である事が判明した。

 EP4にて、『
全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる』『この島には18人以上の人間は存在しない』という赤の真実が追加された。これにより、上記の推理が正しかった事が証明されたわけだが……
 上限を下げられたため、結局、金蔵が抜けた分に謎の人物Xを当てはめる方法は否定されたと言うことか……?

 上限が下げられたとはいえ、いまだに『18人以上』という言い方をしている。
 これは『MAX17人』で、『16人以下』ということなのか……? だとすれば、誰が実際にはいないのか……
 4日の食事の際、親族は金蔵以外の全員と南條が揃っていた。可能性としては使用人……?
 巷で言われるように、紗音=嘉音なのだろうか。だが、それではEP3の第一の晩が足りないことになる。朱志香が気付かないのもおかしい。

 あるいは、この推論がミスリードされたものである可能性もある。
 EP5で、六軒島に存在する人間が全員揃うシーンがある。無論金蔵はいないが。
 探偵役のヱリカを除く、17名が存在する事が確認されたことになる。

 EP6の最後で、『ヱリカを含めても
17人だ』という赤の真実が飛び出した。やはりと言うべきか……
 いとこ部屋の嘉音消失や紗音と嘉音の会話を考え合わせると、やはり紗音=嘉音なのか……?
 紗音=嘉音とするならば、朱志香や譲治はどう考えていたのか。
 いずれにせよ、EP5での17名が勢揃いしたシーンは魔女幻想と言う事になる。

シエスタ姉妹(2009/02/20 LasuUpdate:2009/11/23)

 新たな家具(武具?)として召喚されたシエスタ姉妹。
 何故、うさぎ耳の妙なキャラなのかと思っていたが……
 EP4で556が既に死亡している事が判明した。そして、真里亞の『うさぎの音楽隊』の4匹のうち1匹が壊された事も。
 この事から、シエスタ姉妹はどうも音楽隊が呼び出されたものと見るのが正しいようだ。

 しかし、実際に召喚したのはEP3のエヴァトとEP4の金蔵。どちらもマリアージュ・ソルシエールではない?
 エヴァトはベアトリーチェの名を継いだためとも考えられるが、何故金蔵が? この辺りに金蔵の正体が隠されているのか……?

 EP5で、シエスタ姉妹はベアトリーチェと敵対する役として登場する。割とアバウトな立場のようだ。

年齢(2009/02/20)

 譲治が23歳、朱志香と戦人が18歳、真里亞が9歳。(EP1より)縁寿が6歳。
 楼座が中学生の頃は20年位前(EP3・留弗夫の証言)>1967に14歳前後>現在は33歳前後?
 夏妃が16歳(最速)で結婚、12年間妊娠せず、現在朱志香が18歳>16+12+1(妊娠期間)+18=47歳以上?
 絵羽は夏妃+3歳(EP1・絵羽の証言)>50歳以上?

戦人vsベアトリーチェ(2009/02/20)

 EP4・お茶会にて繰り広げられた、戦人とベアトリーチェの戦いを纏めておく。

 ★EP1★
 ◆第一の晩(園芸倉庫)
  
最初の園芸倉庫で見つかった親族6人の殺人に不審な点はない! アリバイのない誰にでも犯行は可能だった!!
 ◆第二の晩(客室)
  
絵羽・秀吉は他殺。また、殺人は執行者・犠牲者が共に同室して行なわれた。執行者が室外から殺害する手段は存在しない
  <
犯人にはアリバイのない人間(死者)を想定。殺害・密室構成後、ベッドの下に隠れやり過ごした。
 ◆第五の晩(ボイラー室)
  
ボイラー室では、全ての生存者にアリバイがある。死者も含む。つまり、島の如何なる人間にも死者にも、嘉音は殺せなかった
  <
誰にも殺せないなら、自分で殺したかも。嘉音くんは自殺かもしれない。
  <
嘉音は自殺ではない
  <
自殺でも他殺でもない理由で死亡した。状況は不明だが事故死。
  (ラムダより『
嘉音は事故死ではない』)
 ◆第六〜八の晩(客間)
  
同室していた真里亞は殺していない。そしてもちろん三人は他殺
  <
実行犯は身元不明死体で姿をくらました犯人X。3人のどれかが変え玉死体の可能性はある。
  <
身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、変え玉トリックは存在しない!
  <
3人はそれぞれに銃を持って時計回りに突きつけ、同時に相手の顔面を吹き飛ばした。その後、真里亞が銃を回収して隠した。
  (ラムダより『
源次・熊沢・南條は殺人者ではない』)
 ◆夏妃の決闘(広間)
  
夏妃は他殺。身元不明死体は一切なく、生存者も全員がアリバイがある
  <
トラップXによる間接殺人。銃に細工がされていたとすれば説明可能
  <
夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではない
  <
夏妃は内容不明の手紙により誘き出された可能性がある。そしてホールに呼び出された。特定の時刻に特定の場所に立つように強いられて、予め設置してあった銃を利用したトラップXにより殺害された。
  (ラムダより『
夏妃は銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺された』)

 ★EP2★
 ◆第一の密室(礼拝堂)
  
真里亞の鍵を、何者かが密かに拝借し、事件終了後に密かに真里亞のカバンに戻した
  <
真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていない
  <
礼拝堂の扉がオートロックの可能性。事前に開き、閉まりきらないようにしておいた。施錠に鍵が不要の可能性もあり
  <
金蔵の書斎以外にオートロックの扉は存在しない
  <
6人の中に犯人がいて、5人を殺し、死んだ振りをしていた!!
  <
6人は発見時にすでに全員死亡していた。全員が他殺。全員が純粋な犠牲者であり、相互の殺人には関与しない。相打ち殺人は存在しない
  <
アリバイのない人間が存在する。内側に隠れていた可能性がある。
  <
礼拝堂には誰も隠れていなかった。よって、引き篭もり密室は通用しない
  <
飲食物に小型爆弾が仕掛けられていた。
  (ラムダより『
礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいた』)
 ◆第二の密室(朱志香の部屋)
  
朱志香と嘉音の場合は、使用人の誰かが犯人であればマスターキーが使える。
 ◆第三の密室(使用人室)
  
南條と熊沢を襲ったのは、嘉音と誤認するような変装の可能性がある
  <
彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にない
  <
金蔵と同様、嘉音の名が世襲された可能性がある
  (ラムダより『
嘉音の名を名乗ることが出来るのは本人のみ。異なる人間が名乗ることは出来ない』)
 ◆第四の密室(夏妃の部屋)
  
譲治・郷田・紗音が夏妃の部屋で殺された。開錠した鍵は室内に・残りは楼座の手にあった。
  <
マスターキー全ては楼座が管理した
  <
犯人Xに何らかの方法で鍵を渡し、密室殺人を幇助した。その後、同様の方法で鍵を回収した
  (ラムダより『
楼座が管理した以降、全ては一度も彼女の手を離れていない。夏妃の部屋を開錠したときに戦人に貸した際を除く』)

 ★EP3★
 ◆第一の晩(連鎖密室)
  
連鎖密室は、犯行可能な人間は大勢いる。親族会議中だった大人たちが、全員グルで犯行に及んだ可能性もある。
  <
マスターキー5本は全て、5人の使用人の懐よりそれぞれ発見された。個別の鍵は死体の傍らの封筒の中に。つまり、連鎖密室に関わる全ての鍵が、連鎖密室内に閉じ込められていた。ドアの隙間・窓の隙間・通気口等を使って密室外から鍵を戻すことは出来ない
  <
密室の外から毒ガスで殺害した
  <
彼ら全員には致命傷となった銃創と思わしき傷痕があった。室外からの殺害は不可能。金蔵以外の5人の殺害の際、殺人者は必ず同室していた。自殺者はいない
  <
犯人は全員をそれぞれの部屋で殺害後、連鎖密室を構築した。死体の第一発見者が、鍵を見つけたふりをして誰かのポケットから取り出して見せればいい。
 ◆南條殺し
  
南條殺しについて、エヴァの死亡宣言で初めて死亡とされた人物の中に犯人がいて、その人物は最初、うまいこと死んだふりでやりすごした。そして南條を殺し、その後に何かの理由で死んだ。その後、エヴァが死亡宣言を出す。

赤の真実(2009/02/20)

 EP4までに出された、赤の真実を纏めておく。番号はEP。白字名前は発言者。ない場合はベアトリーチェ。
  ※ただし、推理に関係のない赤の真実(『
そなたは無能だ』等)は除く。

★共通
 ・
真実を語る時、赤を使うことにするA
 ・
妾が赤で語ることは全て真実A
 ・
扉は鍵を使用せずに外から施錠する方法は存在しないA
 ・
窓については外からは如何なる方法でも施錠する方法は存在しないA
 ・
六軒島に存在する全ての扉は、鍵が通り抜けられる隙間などないB(ベルフェゴール)
 ・
六軒島の森の中には、九羽鳥庵という隠し屋敷が実在するB(ロノウェ)
 ・
実際にこの場所(九羽鳥庵)で、二人はこのような会話(ベアトと金蔵の会話)をしたB(ロノウェ)
 ・
ここは1967年の世界(19年前)B(ロノウェ)
 ・
1967年の六軒島の隠し屋敷に、人間としてのベアトリーチェが存在したB(ロノウェ)
 ・
間違いなく死んでいる<20年程前の、楼座と外に出たベアトリーチェB
 ・
この六軒島に19人以上の人間は存在しないB
 ・
人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しないB(エヴァト)
 ・
4つのゲーム開始時の金蔵の生死設定は全て同一であるC
 ・
全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいるC
 ・
この島には18人以上の人間は存在しないC
 ・
金蔵の書斎以外にオートロックの扉は存在しないC
★EP1
 ・
身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、替え玉トリックは存在しないC
 ◆第一の晩(庭園倉庫)
 ◆第二の晩(客室)
  ・
二人は他殺である。密室構築後に片方を殺害の後に自殺したのではない。また、殺人は執行者、犠牲者が共に同室して行なわれたC
  ・
執行者が室外から殺害する手段は存在しないC
 ◆第四・五の晩(ボイラー室)
  ・
全ての生存者にアリバイがある。死者も含む。つまり、島の如何なる人間にも死者にも、嘉音は殺せなかったC
  ・
嘉音は自殺ではないC
  ・
嘉音は事故死ではないC(ラムダデルタ)
 ◆第六〜八の晩(客間)
  ・
同室していた真里亞は殺していない。もちろん三人は他殺C
  ・
源次、熊沢、南條は殺人者ではないC(ラムダデルタ)
 ◆夏妃の決闘(広間)
  ・
夏妃は他殺。身元不明死体は一切なく、生存者も全員がアリバイがあるC
  ・
夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではないC
  ・
夏妃を射殺したのはトラップでなく、ちゃんと銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺したC(ラムダデルタ)
★EP2
 ・
マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本のみA
 ◆第一の密室(礼拝堂)
  ・
生死は捨て置く。6人は確かに扉から入ったA
  ・
礼拝堂の鍵は一本しか存在しないA
  ・
礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では開錠不可能A
  ・
礼拝堂の扉は、施錠時には如何なる方法での出入りも拒むA
  ・
6人は確かに“この正面扉”から入ったA
  ・
楼座は今朝、確かに真里亞の手提げの中から封筒を取り出し、そこから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れたA
  ・
妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だったA
  ・
妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものであるA
  ・
真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていないC
  ・
6人は発見時にすでに全員死亡していた。全員が他殺。6人は全員が純粋な犠牲者であり、相互の殺人には関与しない。相打ち殺人は存在しないC
  ・
あの礼拝堂には誰も隠れていなかった。よってその、引き篭もり密室は通用しないC
  ・
礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいたC(ラムダデルタ)
 ◆第二の密室(朱志香の部屋)
  ・
隠し扉の類は一切ないA
  ・
出入りはこの扉からだけA
  ・
扉の施錠は、朱志香の鍵が一本と使用人たちが一本ずつ持つマスターキーのみA
  ・
窓は内側から施錠されているA
  ・
嘉音はこの部屋で殺されたA
  ・
施錠時には如何なる方法をもってしても出入りは出来ないA
  ・
部屋の外から鍵を使わずに施錠するようなカラクリも通用しないA
  ・
この部屋に隠し扉はないA
  ・
扉と窓以外に出入りする方法はないA
  ・
朱志香の死体発見時、朱志香の部屋にいたのは、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條のみだった。朱志香ももちろん含むA
  ・
戦人が認識していた以外の人間は存在しないA
  ・
誰も隠れていないA
 ◆第三の密室(使用人室)
  ・
使用人室の鍵は使用人室の奥のキーボックスに全てが収められているA
  ・
出入りは唯一の扉と唯一の窓から以外は不可能。そしてそれらはいずれも施錠されていたA
  ・
扉も窓も、施錠時には如何なる出入りも許さないA
  ・
扉の開錠は使用人室の鍵とマスターキー以外は不可能A
  ・
この部屋には、戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音以外は存在しないA
  ・
戦人が認識していた以外の人間は存在しないA
  ・
誰も隠れていないA
  ・
彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にないC
  ・
嘉音の名を名乗ることが出来るのは本人のみ。異なる人間が名乗ることは出来ないC(ラムダデルタ)
 ◆第四の密室(夏妃の部屋)
  ・
夏妃の部屋もまったく同じ。いつもの通りA
  ・
扉も窓も内側から施錠されていたA
  ・
如何なるイカサマも細工もなく、そして隠された通行手段もなければ隠れる場所もないA
  ・
夏妃自身の鍵は譲治のポケットに入って、室内に閉じ込められていたA
  ・
あとは5本のマスターキーしかないが、それは全て“楼座”が持っているA
  ・
マスターキー全ては楼座が管理したC
  ・
楼座がマスターキーを管理以降、それら全ては彼女の手を離れていない。夏妃の部屋を開錠した時に戦人に貸し出した際以外C(ラムダデルタ)
 ◆第五の密室(客間)
  ・
本来の客間の鍵は使用人室に封印されているA
  ・
だからマスターキー以外では開錠不能。部屋の密室定義もいつもに同じA
★EP3
 ・
マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本(計5本)のみB
 ◆第一の密室(連鎖密室)
  ・
6つの部屋の扉や窓はいずれも普通。オートロックのような、鍵を使用せず施錠できるような仕掛けは存在しないB
  ・
金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の6人は死亡しているB
  ・
6つの部屋には誰も隠れていないB
  ・
6人は即死であったB
  ・
室内には犠牲者しかおらず、それ以外の人物は室内には存在しないB(ロノウェ)
  ・
6人はトラップで殺されてはいないB
  ・
6人は誰も自殺していないB
  ・
6人の中に事故死は、B<ロノウェによって中断された
  ・
マスターキー5本は全て、5人の使用人の懐よりそれぞれ発見された。個別の鍵は死体の傍らの封筒の中に。C
  ・
つまり、連鎖密室にかかわる全ての鍵が、連鎖密室内に閉じ込められていた。C
  ・
ドアの隙間だの窓の隙間だの通気口だの、そんなところを使って密室外から鍵を戻すことなど出来ないC
  ・
彼ら全員には致命傷となった銃創と思わしき傷痕があった。室外からの殺害は不可能。金蔵を除く5人の殺人の際、殺人者は必ず同室していたC
 ◆第二の晩(薔薇庭園)
  ・
楼座と真里亞は死亡したB
  ・
死因は南條の見立て通り<楼座は延髄部への柵の先端部分による刺突。真里亞は素手による絞殺B
  ・
楼座と真里亞の二人は他殺B(ロノウェ)
  ・
秀吉はずっと部屋にいた。事件の前後の時間帯は全てB(秀吉)
 ◆第四〜第六の晩(本館広間)
  ・
霧江は食料はいらないと考えてたB(エヴァト)
  ・
ゲストハウスを出ないべきだと主張していたB(エヴァト)
  ・
食料を取りにゲストハウスを出ようと提案するB(エヴァト)
  ・
その心変わりの理由は、誰にも語られておらず、また記されてもいないB(エヴァト)
  ・
霧江は死ぬ最後の瞬間まで“食料を取りに行かない=屋敷に行かない”という行動式を維持していたB(エヴァト)
  ・
霧江は何も書き残してはいないB(エヴァト)
 ◆第七・八の晩
 ◆第九の晩(譲治・南條・戦人)
  ・
譲治はゲストハウスの階段を降りていないC
  ・
外部へ通ずる窓も扉も全て内側より施錠されていたC
  ・
しかもそれらの施錠は全て、外側からは不可能C
  ・
朱志香負傷後。絵羽は常に戦人の監視下にあった。戦人は犯人でもなく共犯者でもない。よって、絵羽の完全なアリバイを証明できるB(エヴァト)
  ・
この島には19人以上の人間はいないB(エヴァト)
  ・
人間以外の生命は一切、このゲームに関係がないB(エヴァト)
  ・
金蔵は死亡しているB(エヴァト)
  ・
蔵臼は死亡しているB(エヴァト)
  ・
夏妃は死亡しているB(エヴァト)
  ・
秀吉は死亡しているB(エヴァト)
  ・
譲治は死亡しているB(エヴァト)
  ・
留弗夫は死亡しているB(エヴァト)
  ・
霧江は死亡しているB(エヴァト)
  ・
楼座は死亡しているB(エヴァト)
  ・
真里亞は死亡しているB(エヴァト)
  ・
源次は死亡しているB(エヴァト)
  ・
紗音は死亡しているB(エヴァト)
  ・
嘉音は死亡しているB(エヴァト)
  ・
郷田は死亡しているB(エヴァト)
  ・
熊沢は死亡しているB(エヴァト)
  ・
南條は死亡しているB(エヴァト)
  ・
以上、15人は死亡B(エヴァト)
  ・
戦人は生存しているB(エヴァト)
  ・
絵羽は生存しているB(エヴァト)
  ・
朱志香は生存しているB(エヴァト)
  ・
絵羽は戦人とずっと一緒にいた。だから犯行は不可能。戦人は犯人じゃないB(エヴァト)
  ・
絵羽には不審なことをできるあらゆる可能性が存在しなかった。つまり、犯行時の使用人室には、南條と朱志香しかいなかったB(エヴァト)
  ・
朱志香は殺人を犯していない。南條殺しにかかわっていない。彼女の目は完全に塞がれている。その彼女に殺人を行なうことは不可能B(エヴァト)
  ・
絵羽と戦人も南條を殺していないし、かかわってもいないB(エヴァト)
  ・
南條を殺した犯人は、戦人でも絵羽でも朱志香でもないB(エヴァト)
  ・
朱志香の身体が起こした如何なる動作も、南條の殺人には関係・影響しないB(エヴァト)
  ・
この適用を戦人と絵羽にも広げる。朱志香と戦人と絵羽は、南條を殺した犯人ではないB(エヴァト)
  ・
南條は他殺。もちろん、トラップではなく、直接的な殺害方法。凶器を構え、それにて真正面の至近距離から殺したB(エヴァト)
  ・
犯人は、南條の目の前に堂々と現れ、そして互いに顔を見合わせながら、殺害したB(エヴァト)
  ・
南條を殺したのは、確かに人間であるB(エヴァト)
  ・
地に足の付いた人間が、凶器をかざし、それにて殺した。眼前にてB(エヴァト)
★EP4
 ◆戦人の試験
  ・
俺の6年前に、ベアトリーチェなどという人物は存在しないC(戦人)
  ・
妾が今、そなたに思い出すことを要求している罪は、右代宮戦人とベアトリーチェの間のものではないC
  ・
右代宮戦人には、罪があるC
  ・
そなたの罪で、人が死ぬC
  ・
そなたの罪により、この島の人間が、大勢死ぬ。誰も逃さぬ、全て死ぬC
 ◆戦人の資格
  ・
妾は黄金の魔女、ベアトリーチェ。そして右代宮金蔵の孫、右代宮戦人と戦うためにこのゲームを開催した。C
  ・
右代宮戦人の母は、右代宮明日夢であるC(戦人)
  ・
俺の名は右代宮戦人C(戦人)
  ・
右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれたC(戦人)
  ・
そなたは、右代宮明日夢の息子ではないC金蔵の孫である戦人にしか対戦相手の資格がないC
  ・
右代宮戦人は右代宮明日夢の息子ではないC(縁寿)
  ・
縁寿は、……俺の妹だC(戦人)
 ◆第一の晩(食堂)
  ・
親族会議に居合わせた全員が、金蔵の存在を認めたC
  ・
全ての人物は右代宮金蔵を見間違わない。いかなる変装であったとしても、右代宮金蔵を見間違わないC
 ◆第二の晩(朱志香・譲治)
 ◆第四〜八の晩(井戸〜客室)
  ・
嘉音は死亡している。C
  ・
霧江たち5人の中で、一番最初に死亡した。つまりは9人目の犠牲者C
 ◆第九の晩(庭園倉庫・食堂)
 ・
ここは妾の黄金郷C
 ・
妾以外の魔法は絶対に存在できない世界C
 ・
魔法でさくたろうを蘇らせることは出来なかったC
 ・
そのぬいぐるみは特別なぬいぐるみC
 ・
楼座が娘の誕生日のために作った、世界でたった一つのC

 ・
右代宮戦人。今から私が、あなたを殺します。C
 ・
そしてたった今。この島にはあなた以外誰もいません。この島で生きているのは、あなただけです。島の外の存在は一切干渉できません。C
 ・
この島にあなたはたった一人。そしてもちろん、私はあなたではない。なのに私は今、ここにいて、これからあなたを殺します。C

 
……私はだぁれ?

赤の真実の真偽について(2009/02/20)

 どうやら世間では、赤の真実を疑っている者がいるようだ。
 無論、ベアトリーチェ側の発言を疑うのは正しい姿勢だとは思う。
 しかし、赤の真実に嘘が含まれているとするならば、以下の推理は全てまかり通ることになる。
  1.この島には、謎の人物X(複数可)が隠れている
  2.人物Xは、六軒島の全ての扉の鍵の複製を持っている
 この2つだけで、18人を誰も疑わず、EP1・第二の晩以外の全てが簡単に説明できてしまう。
 ここまで来ると、もう水掛け論にしかならない。結局、赤の真実に嘘はないという前提で論破するしかないのだ。

各晩の犠牲者一覧(2009/03/04 LastUpdate:2010/02/08)

 第一の晩(南條は対象にならない?)
  蔵臼 留弗夫 霧江 楼座  紗音  郷田 (EP1)
  蔵臼 夏妃  絵羽 秀吉  留弗夫 霧江 (EP2)
  金蔵 源次  紗音 嘉音  郷田  熊沢 (EP3)
  夏妃 絵羽  秀吉 留弗夫 楼座  源次 (EP4)
  蔵臼 朱志香 譲治 楼座  真里亞 源次 (EP5)※蔵臼の死体は発見されず
  夏妃 絵羽  霧江 戦人  楼座  真里亞(EP6)※発見時、実は全員生きていた

 第二の晩
(夫婦・恋人・親子が対象?)
  絵羽  秀吉 (EP1)
  朱志香 嘉音 (EP2)
  楼座  真里亞(EP3)
  朱志香 譲治 (EP4)
  秀吉     (EP5)※何故か秀吉のみ
  嘉音     (EP6)※嘉音のみ TIPSでは死亡表示されないが、エンドロールに表示

 第四〜第八の晩
(殺害順と見立て順は必ずしも一致しない・EP5とEP6は該当者なし)
  金蔵  嘉音 源次 南條 熊沢(EP1)
  紗音  郷田 譲治 南條 熊沢(EP2)
  留弗夫 秀吉 霧江 蔵臼 夏妃(EP3)
  嘉音  紗音 南條 蔵臼 霧江(EP4)

 第九の晩
(EP2・EP5・EP6は該当者なし)
  夏妃          (EP1)
  譲治 南條  戦人   (EP3)
  金蔵 真里亞 郷田 熊沢(EP4)

 第十の晩
(EP5は該当者なし)
  譲治  朱志香 真里亞 戦人   (EP1)
  金蔵  楼座  真里亞 源次 戦人(EP2)
  朱志香              (EP3)
  戦人               (EP4)
  ※EP6は明記がないものの、六軒島爆発事故が発生したと思われるため、残り全員が死亡したと考えるのが自然

 生存
(EP1・EP2・EP4・EP6は該当者なし)
  絵羽(EP3)
  夏妃 絵羽 留弗夫 霧江 戦人 紗音 嘉音 郷田 熊沢 南條(EP5)

六軒島で何が起こったのか(2009/02/20 LastUpdate:2010/02/08)

 EP4までで考えられる事。
 1.財産争い・関係者間の憎悪・6年前の戦人の罪、これらが絡み合って大量虐殺が起こっているのではないか。
 2.描写はないが、おそらく本家屋敷(とその周辺)は崩壊しているのではないか。
  <EP3でのみ、唯一絵羽が生き残っているが、九羽鳥庵に居たと言う
  <『六軒島の事故によって、未発見のさらに価値ある蔵書が大量に失われた可能性が高い』との教授の言葉も、本家屋敷の崩壊を窺わせる
 3.第十の晩に行方不明になっている者は、本家屋敷の崩壊に巻き込まれて死亡しているのではないか。
 4.本家屋敷の崩壊は『ベアトリーチェ』によるもの。
 5.ここで言うベアトリーチェは勿論人間ではなく、なんらかの自然現象或いは人為的現象を指すと思われる。

 ※5については、エヴァ・ベアトリーチェが宣言した『
人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しない』に抵触する可能性が高い。
  或いは人為的現象で、人間が関与しているのか?

 EP5では、夏妃が犯人にされた後どうなったか記述がないため、本家屋敷が崩壊したかどうかは不明。
 実のところ、刑事事件になったかどうかさえ判らない。

 EP6では、ゲームは中断されたがヱリカのTIPSに『六軒島爆発事故』の文字があるため、以前の推論通り本家屋敷は崩壊した模様。

二人の魔女の宣言(2009/02/24 LastUpdate:2009/11/23)

 EP4・裏お茶会で、二人の魔女が宣言した内容。
 『ベアトは絶対に勝利できない。そして奇跡は絶対に起こらない。』
 つまり『うみねこのなく頃に』の結末は、戦人が勝利しベアトリーチェが消滅する事が確定している?

 逆に言えば『六軒島での出来事は、全て人間側から説明可能である』と宣言されている事になるのでは……?

 EP5でワルギリアが「
あなたに解いて欲しいと願って、解けるようにこのゲームを、……この物語の謎を生み出しました」と宣言している。
 出題者としては、人間犯人説で説明可能である・EP4までのヒントで解けると宣言している事になる。

夏妃の好きな季節は秋(2010/02/08)

 電話で夏妃の好きな季節を当てたと言う『19年前の男』。
 このトリックはあまりにも簡単である。あの時点で夏妃の部屋をよく捜してみるといい。春・夏・冬と書かれた別のカードが見つかるはずだ。
 つまり、予め4枚のカードを部屋のあちこちに隠し、夏妃の答えに合わせたカードの隠し場所を言えばいい。
 このトリックを使うためには、夏妃の部屋にこっそり入れる人物が必要となる。よって『19年前の男』或いはその協力者は使用人の誰かという可能性が高い。

さくたろう(2010/02/08)

 EP5の中で、真里亞に渡されたさくたろう人形が『実は量産品』の可能性が示唆された。
 量産品であるならば、EP4で縁寿が川端船長の家でさくたろう人形を目撃したというのも頷ける。

ベルンの発言(2009/11/16)

 EP5本編でベルンが言った内容。
 『この物語を正式なミステリーで解釈する』
 なんというか、こんな事言って作者は大丈夫なのか? と心配してしまう。
 もし1箇所でも説明が不足していれば読者から非難されそうなのだが……(苦笑)

EP5・EP6の『第一の晩』(2010/02/08)

 どうもEP5とEP6の『第一の晩』は、ヱリカをやりこめるための芝居だった可能性が高い。
 その後、EP5では『19年前の男』(別人の可能性もあり)が彼らを殺害したと思われる。
 EP6では、あろう事かヱリカが戦人以外の5人を『完璧な死体』にした。(しかも、それまで彼らは生きていたと証言している)

本当は16人!(2010/03/01)

 紗音=嘉音の可能性を考え、EP1〜EP4までの戦人による遺体確認状況を再確認する。

 EP1(紗音:第一の晩 嘉音:第五の晩)
  戦人は紗音の遺体を直接確認していない。嘉音の遺体も直接確認した描写はない。
 EP2(紗音:第四の晩 嘉音:第二の晩)
  嘉音の遺体は消失。戦人は直接確認していない。
 EP3(紗音:第一の晩 嘉音:第一の晩)
  親達からの説明のみで、戦人は直接確認していない。
 EP4(紗音:第五の晩 嘉音:第四の晩)
  嘉音の遺体は井戸の下との事で、戦人は直接確認していない。

 確かに紗音・嘉音の遺体を両方確認した記述はない。
 やはり紗音=嘉音で16人なのか……?

 

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